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明日から始まりますね。
どの試験でも、前日はだいたい同じようなアドバイスをしてきましたが、やはり今回も同じようなアドバイスをします。 もうここまで来たら、緊張するであろう本試験で、いつもどおりのことができたら、それがベストです。 誰もベスト以上のことはできませんから、開き直ってしまいましょう。 前日まで対策するのも一手ですが、前日くらいは思い切って休んだ方が、当日のコンディションがいいかもしれません。 そのあたりは、自分に問いかけて、“己を知”ってあげてください。 ただ、当日のスケジュール(交通機関が止まったりした場合等の危機管理も含む)は、しっかりと決めておいてくださいね。これができているだけで、メンタル面で1歩先んじることができ、数点はアップするはずです。 ちなみに私は、受験生時代、本試験当日の自分の行動を分刻みでスケジュール化し、イメージトレーニングを繰り返していました。これにより、本試験当日は、問題を解くことだけに全エネルギーを集中できました。 最後まで投げやりにならず、今まで頑張ってきた自分を信じ、貪欲に1点ずつ積み重ねた受験生が、勝ちます。 良い戦いを! PR |
があることに先ほど気づきました…。
そこで、これまでに私がした、皆さんのコメントへの返信を、全て一気にこの機能に振り替えました。 そのため、返信の日時が今日の1時半ころになっていますが、ご了承ください。 今後も、この返信機能を使っていこうと思います。 コメントに対して返信があると、左端の「最新CM」欄のそれぞれのコメントのすぐ右に、鉛筆と紙の記号が付くので、これを目印にしてください。 |
受験対策こそが、“社会に出て”から役に立ちます。
世間では、受験対策は悪(せいぜい必要悪)だという見方が多数を占めているように思います。 ロースクール・新司法試験制度も、そのような観点から作られた旨が語られることがあります。 しかし、本当に受験対策は悪なのでしょうか? |
必要ありません。 |
①当事者確定②生の主張・反論③法的構成④あてはめという、
あらゆる法のあらゆる問題を解くための統一的な処理手順です。 ①当事者確定とは、「本問でケンカしているのは誰と誰なのか?」を定めることです。 ②生の主張・反論とは、①で確定した当事者それぞれの立場に立って、「相手に対してケンカを売る」ことです。(弁護士的にみると、依頼者のニーズ=困り事・望みを把握する、という感じです。) ③法的構成とは、②で売ったケンカを「正当化できる条文を探す」ことです。 ④あてはめとは、③の「条文の一言一句に本問の具体的事情を“代入”する」ことです。 この“4段階アルゴリズム”は、法律実務家が、あらゆる法のあらゆる問題を解くときに、意識的にせよ無意識的にせよ、踏んでいる・踏むべき手順です。 また、ロースクール入試・新旧司法試験その他のあらゆる法律系の試験においても、公法系科目(憲法・行政法等)、民事系科目(民法・商法・民訴法等)、刑事系科目(刑法・刑訴法等)、選択科目といったあらゆる科目の問題を解くときに、統一的に踏むべき手順です。 この観点からみると、法の“勉強”は根本的に変わります。 つまり、4段階アルゴリズムを使いこなせれば、どんな問題でも解けるわけですから、 4段階アルゴリズムを使いこなす訓練をするだけでよい
ということになるのです。実際、過去問・出題趣旨・再現答案等の試験データを見たり、受験生を指導したりしていると、この4段階アルゴリズムを使いこなせているかどうかが、そのまま点数差=実力差となっていることが分かります。 また、あらゆる法のあらゆる問題に通用する手順なので、ある科目のある1問を4段階アルゴリズムを使って解けば、それは他の科目や他の問題を解く訓練にもなっているわけです。 そうすると、ある科目のある1問を解いたことの効果は、他の科目も含めた様々な問題に波及して何倍にもなるので、短期間で飛躍的に実力を向上させることができます。 私は、基礎講座どころかその準備段階である入門講座から、この4段階アルゴリズムを使って、ロー入試過去問等を、受講生の皆さんと質疑応答しながら一緒に解いています。 超実践主義で、“レベルの高い”講義です。 にもかかわらず、初心者であるはずの受講生の皆さんの素晴らしい解答に、いつも驚かされます。 法は、“常識”に基づいて、日本語で書かれている以上、決して法律家の独占に属するものではありません。 その使い方さえ分かれば、広く一般人にも開かれたものであるはずであり、そのようであるべきです。 裁判員制度等が始まって法の世界の敷居が低くなった今、法律家になる道も高速道路化したいというのが、私のさしあたっての野望です。 追って、このブログ上でも、具体的に問題を解きながら、この4段階アルゴリズムの使い方を解説しようと思っています。 |
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