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【2024/03/29 17:27 】 |
ロー入試戦線スタート!
 今日から、本格的に2010年度のロー入試が始まりますね。

 他の試験と同じく、ここまで来たら、これまで皆さんがやってきたことを貫き通すだけ。
 いつもどおりのことができたら、それがベストです。
 誰も、ベスト以上のことはできません。

 ひとつ心配なのが、インフルエンザの流行です。
 でも、体調管理も実力のうち。
 直前期の追い込みも重要ですが、体調を崩しては効果は半減以下です。
 その意味で、日常生活の全てが試験対策なのです。

 バランス良く、がんばってください!
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【2009/08/22 07:16 】 | ロー入試・司法試験の方法論 | 有り難いご意見(3) | トラックバック()
弱者の方法論

 法律家が法“的”な問題を真の意味で解決するには、法の解釈・適用だけでは足りません。
 依頼者の感情や社会的環境等、様々な要素を考える必要があります。
 そのために必要なのが、戦略・戦術的思考です。
 様々な方法を考え出し、それを適切に取捨選択・配置して、依頼者にとってベストだと思われる解決を目指すのです。

 ロー入試・司法試験で合格するための方法論を磨くことは、この戦略・戦術的思考力を鍛える訓練として最適です。

 ここでの依頼者は、自分自身。
 その依頼者が、ロー入試・司法試験に合格したいがどうすればいいか、と相談に来ました。
 あなたは、依頼者に、どのように話を聞いて、どのようなアドバイスをしますか?
…というイメージです。

 自分自身という、最も身近な依頼者の抱える問題を解決すること。
 自分自身という、最も身近な依頼者の弱さを知り、そのような“弱者”でも勝てる方法を追究すること。
 これが、法律家人生の出発点になるのです。
 この経験は、法律家になって“弱者”が助けを求めてきたときに、確実に役に立ちます。

 方法論は、誰もが使える、開かれたものです。“弱者”を見捨てません。
 どんな劣勢にあろうと、勝つ方法は、必ずあるのです。
 “才能”なんかなくてもいい。
 “努力”ができなくてもいい。
 “勉強”がおもしろいと思えなくてもいい。
 方法論こそ、“弱者”が手に取るべき武器なのです。

 このことは、司法試験等における方法論≒テクニックに対して、いわれなき誹謗中傷を投げかける勢力が、もれなく強者であることにも現れていると思います。
 そのような強者の論理にだまされてはいけません。
 
 そして、皆さんが司法試験に合格して法律家人生をスタートさせた暁には、依頼者≒“弱者”に、このようなメッセージを、背中で語って伝えてほしいなあ、と思います。 

【2009/08/15 04:27 】 | ロー入試・司法試験の方法論 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
熱き2日間の戦

 皆さん、おつかれさまでした!

 休める方は、今日はとにかく羽根を伸ばしてください。
 久々の、本当に自由な時間です。
 これが、旧司法試験のいいところ。

 いきなり今日から仕事のある方。頭が下がります。
 何らかの形で自分にご褒美を、ぜひ。

 そして、羽根を伸ばし、自分にご褒美をあげた後には、必ず
 再現答案の作成
をしてください!

 合格すれば、
・まず、後進の受験生のためになります。
・また、自分のためにもなります。法律家人生の原点を記念するという意味もありますし、私のように受験指導をすることもあるかもしれませんし。

 万が一、不合格ならば、
・まず、自分のためになります。来年受験する方はもちろん、来年受験するか迷っている方・来年はもう受験しないと思っている方にとっても、進路選択の決め手になります。
・また、受験生仲間のためにもなります。

 “家に帰るまでが遠足”という名言がありますが、
 再現答案を作り終えるまでが論文本試験”
です。

 自分と向き合うのは、つらいです。
 ミスかもしれない部分も、たくさん見つかるかもしれません。
 
 が、ここでもうひと頑張りしておくと、確実に、格段の価値を産み出すことができます。
 自分と仲間の未来に向けての戦後処理を、何とかやり遂げてください!

【2009/07/21 01:15 】 | ロー入試・司法試験の方法論 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
平成21年度 旧司法試験 論文本試験
 あと4日に迫ってきましたね。
 私がWセミナーで本格的に講師業を始めて、最初に担当したのが、この試験を主な照準とする「論文講座」の解説講義だったので、思い入れもひとしおです。
 なので、書くことをずっと考えてきたのですが…いわば“ラスト・サムライ”たる気概をお持ちの皆さんに、今さら何を言うことがあるでしょうか。
 ここまできたら、この1年間皆さんがやってきたことを貫き通すだけです。

 ただ、これからの本試験直前数日間は決定的に重要だということは、改めて言っておきたい。
 ここで、本試験現場に持っていく知識の記憶が確定されるからです。
 もっとつきつめれば、各科目の合間の休み時間にバーッと見直す資料を準備するのが、この本試験直前数日間の時期とも言えます。
 
 試験対策の本質は、直前期にあります。

 これまでにやっていた試験対策は、全てこの直前期のための準備なのです。

 直前期は、焦りや不安など、自分のメンタル面との戦いも激化するでしょう。
 しかし、だからこそ、この時期に適切な対策をとれたかどうかで、大きく差がつきます。

 本試験まで、あと一息。これを乗り切れば、しばらく休めます。
 ですから、全力で、己に克って、敵に勝つ試験対策をしてください!

p.s.余裕があれば、新司法試験の問題・出題趣旨等にも目を通してください。出題がかぶる可能性が高いので。
【2009/07/15 01:29 】 | ロー入試・司法試験の方法論 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
“4段階アルゴリズム”とは
①当事者確定②生の主張・反論③法的構成④あてはめという、
あらゆる法のあらゆる問題を解くための統一的な処理手順です。

①当事者確定とは、「本問でケンカしているのは誰と誰なのか?」を定めることです。

②生の主張・反論とは、①で確定した当事者それぞれの立場に立って、「相手に対してケンカを売る」ことです。(弁護士的にみると、依頼者のニーズ=困り事・望みを把握する、という感じです。)

③法的構成とは、②で売ったケンカを「正当化できる条文を探す」ことです。

④あてはめとは、③の「条文の一言一句に本問の具体的事情を“代入”する」ことです。

 この“4段階アルゴリズム”は、法律実務家が、あらゆる法のあらゆる問題を解くときに、意識的にせよ無意識的にせよ、踏んでいる・踏むべき手順です。

 また、ロースクール入試・新旧司法試験その他のあらゆる法律系の試験においても、公法系科目(憲法・行政法等)、民事系科目(民法・商法・民訴法等)、刑事系科目(刑法・刑訴法等)、選択科目といったあらゆる科目の問題を解くときに、統一的に踏むべき手順です。

 この観点からみると、法の“勉強”は根本的に変わります。
 つまり、4段階アルゴリズムを使いこなせれば、どんな問題でも解けるわけですから、
4段階アルゴリズムを使いこなす訓練をするだけでよい
ということになるのです。
 実際、過去問・出題趣旨・再現答案等の試験データを見たり、受験生を指導したりしていると、この4段階アルゴリズムを使いこなせているかどうかが、そのまま点数差=実力差となっていることが分かります。

 また、あらゆる法のあらゆる問題に通用する手順なので、ある科目のある1問を4段階アルゴリズムを使って解けば、それは他の科目や他の問題を解く訓練にもなっているわけです。
 そうすると、ある科目のある1問を解いたことの効果は、他の科目も含めた様々な問題に波及して何倍にもなるので、短期間で飛躍的に実力を向上させることができます。

 私は、基礎講座どころかその準備段階である入門講座から、この4段階アルゴリズムを使って、ロー入試過去問等を、受講生の皆さんと質疑応答しながら一緒に解いています。
 超実践主義で、“レベルの高い”講義です。
 にもかかわらず、初心者であるはずの受講生の皆さんの素晴らしい解答に、いつも驚かされます。
 
 法は、“常識”に基づいて、日本語で書かれている以上、決して法律家の独占に属するものではありません。 
 その使い方さえ分かれば、広く一般人にも開かれたものであるはずであり、そのようであるべきです。
 裁判員制度等が始まって法の世界の敷居が低くなった今、法律家になる道も高速道路化したいというのが、私のさしあたっての野望です。

 追って、このブログ上でも、具体的に問題を解きながら、この4段階アルゴリズムの使い方を解説しようと思っています。
【2009/05/25 03:18 】 | ロー入試・司法試験の方法論 | 有り難いご意見(6) | トラックバック()
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