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【2017/10/23 20:22 】 |
「受験対策は“社会に出て”から役に立たない」か?
受験対策こそが、“社会に出て”から役に立ちます。

 世間では、受験対策は悪(せいぜい必要悪)だという見方が多数を占めているように思います。
 ロースクール・新司法試験制度も、そのような観点から作られた旨が語られることがあります。
 
 しかし、本当に受験対策は悪なのでしょうか?
1.お受験熱の有効活用論
 まず、受験というものは、学業における最大の興味・エネルギーを集めているといえます。
 この膨大なエネルギーを悪だと決めつけて抑制することは、非常にもったいないことではないでしょうか。
 この膨大なエネルギーを、むしろ教育資源として有効活用するという考え方は、採りえないのでしょうか。

2.真の受験対策とは?
 受験“勉強”のイメージとして、単なる知識の詰め込み・暗記というものが語られることが多いですが、それは私に言わせれば、たいていの試験において、そもそも受験“対策”の名に値しないか、せいぜい誤った受験対策にすぎません。
 確かに、調べればすぐに引き出せるような知識の量を増やすことは、この情報化“社会に出て”から役に立たないといえるでしょう。

 しかし、真の受験対策というものは、
敵を知り己を知り己に克って敵に勝つ
対策だと考えます。(『孫子の兵法』の一節をアレンジした言葉です。)
やや具体的に説明すると、
・「敵を知り」:試験問題や他の受験生の動向等を分析する
・「己を知り」:自分の現状を分析し、「敵」の戦力とのギャップを測る
・「己に克って」:自分の短所を克服し、長所をさらに伸ばす
・「敵に勝つ」:試験“本番”で「敵」に勝つことを常に想定する
ということです。

 これは、我々が“社会”を生き抜いていくために日々繰り返していることと、相似形を描くのではないでしょうか。
 そうだとすると、真の受験対策は、“社会”を生き抜いていくための戦い方を鍛えるという意味で、“社会に出て”から役に立つといえます。

 この意味で、私は、真の受験対策をサポートすることこそが、“生きる力”を育てる教育として最適ではないかと考えているくらいです。
 “社会に出て”からは、様々な要素が複雑にからまってくるので、敵の姿すら明確に見えない戦いも多いはずです。
 その準備的なシミュレーションとして、試験の点数といった明確かつ客観的で分かりやすい敵と戦うのは、非常に有効だと思います。

3.結論
 よって、“社会”における戦いの訓練として、真の受験対策をすることは、“社会に出て”から非常に役に立ちます。

4.補論
 なお、競争“社会”そのものを否定するところから受験対策を批判する考え方もありますが、教育現場にいる者の観点からは、現実に存在する競争“社会”に、教え子を全く訓練なしに放り込むのは、いかにも無責任だと思います。
 まず第一に、競争のない“社会”を作らなければ、そのような考え方は説得力を持たないでしょう。

5.あとがき
 私のこのような問題意識の起源は、小学校時代に通っていた中学受験塾の先生のおかげで、ほとんど遊びと勘違いするくらい楽しく受験対策ができた、という経験にあります。
 この経験から得られたものを広く皆さんに伝えたい!というのが、どうやら私の原点になっているようです。
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【2009/06/07 13:25 】 | 試験一般の方法論 | 有り難いご意見(2) | トラックバック(0)
<<コメントに対する返信の機能 | ホーム | “勉強”は試験合格に必要か?>>
有り難いご意見
無題
論文の書き方や知識など技術的に悩むことはありますが、現在「勉強」が全く苦にはなっていません。全て先生のおかげだと思ってます。
今は自分の長所と短所がいまいち正確にはかれていないことがちょっと悩みだったりします。
【2009/06/07 23:34】| | K #294e2b391a [ 編集 ]
Kさんへ
 うれしいこと言ってくれますね~。
 でも、「勉強」が全く苦にはなっていないのは、Kさん自身の力です。Kさんが、自分で様々な悩みに直面していることこそが、その力の現れですよ。
 私は、皆さんが持っているその力を、合気道のようにちょちょいと調整・増幅しているだけですから。

 また、自分の長所と短所というものは、壁=問題にぶつかることでしか見えてきません。
 特に論文問題では、1問解く度に、良かった点と悪かった点を挙げ、次回は良かった点をさらに伸ばし、悪かった点は二度と繰り返さないようにするというふうにすると、飛躍的に論文の実力が伸びます。
 ちなみに私が、旧司法試験の論文試験で、最低評価から1年で合格に持っていくことができたのは、常にこの反省分析をしていたことが一因です。
 まあ、少なくとも中村クラスを受講している間は、答案を私に見せてくれればもっと効果的ですが。
 他方、択一問題では、このような反省分析をするよりも、ガンガン繰り返し問題を解いた方が早いです。1問解くのにかかる時間<<反省分析している時間なので。
【2009/06/11 01:42】


無題
正直、「今の勉強が自分に向いていないのではないか……」とよく悩んでしまうのですが、受験は社会を生きていく上で必要なんですね。

今は自分が好きな法律を、精一杯やろうと思います。
【2009/06/10 21:40】| | Y.S #5484d89ff2 [ 編集 ]
Y.Sさんへ
 法律が好きだと言えるY.Sさんが、法律の勉強に向いていないとは…ちょっと考えにくいような気がします。笑

 それとも、法律というより受験対策が向いていないということでしょうか?
 だとすると、おそらく自分に合った受験対策を見出せていないだけだと思います。記事の“己を知り”の部分です。
 私も、例えば何かを暗記する努力が大大大嫌いですが、そのおかげで、暗記の努力をほとんどしないで済む受験対策を見出すことができました。

 どんな人でも、戦いに勝つ方法は、いくらでもあります。必ずしも強者が勝つとは限らないのが、戦いのおもしろいところです。

 講義では、全受験生に役に立つ受験対策をお伝えしていますが、それをどのように自分の受験対策として消化するかは、人それぞれでしょう。
 Y.Sさんにどのような受験対策が合っているのか、一緒に探っていきたいので、是非相談してください!

P.S.受験は社会を生きていく上で“必要”とまではいえませんが、非常に“役に立ちます”。
【2009/06/11 01:19】


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