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【2017/11/18 17:05 】 |
過去問はいつ解くべきか?

 過去問を解かないと合格できない
ということは、「“勉強”は試験合格に必要か?」という記事で述べました。

 では、過去問はいつ解くべきなのでしょうか?

 できる限り早い時期に解くべきです。
 解く時期が遅くなるほど、合格が遠のきます。

 
 理由は、3つあります。

1.知識の罠
 “勉強”をして、ある程度知識を仕入れた後に解くと、知識で過去問を解くことになります。
 良いことじゃないか、と思いました?
 それは、大きな落とし穴にはまっています。

 (特に論文)本試験では、“勉強”してきた知識だけでは解けない問題が必ず出題されます。出題者は、受験生の、知識に頼らない現場思考力も測りたいからです。 
 この現場思考力は、知識のない状態で過去問を解かないと、鍛えることができません。
 しかし、過去問は、既に出題されたものなので、すぐにその情報が単なる知識となって、テキスト等に書かれてしまいます。
 そうすると、テキスト等で先に“勉強”していると、過去問を知識としてしか捉えられなくなり、現場思考力を鍛える機会が奪われてしまうのです。
 だから、
知識を入れる前に過去問を解く、というのが、実は理想的なのです。

 問題を初めて見るという感覚=“初見性”は、一度知識を入れると永遠に失われてしまう、ものすごく貴重なものですから、大事にしてください。
 「この問題見たことある!」と思ったら、むしろ危機感を持つべきです。
 「あなたのことを知らなければ…こんなにつらい思いをしなくて済んだのにっ!涙」状態です。

2.目的→手段
 目的が定まらないと、どのような手段を採るべきかということは、全く見えてきません。(憲法人権の論文問題で目的・手段審査のあてはめをしていると、そのことがよく分かると思います。)

 受験生の皆さんの当面の目的は、本試験に合格することです。
 その本試験に最も近いのは、過去の本試験で出題された過去問です。
 これを解くことで、目的地がどこにあるのか、現在地とどのくらいの距離があるのかが分かります。
 その上で初めて、現在地から目的地に到達するには、どの道を行けばいいのか=どのような手段を採ればいいのかが見えてくるのです。

 ですから、
過去問を解く前にした“勉強”は、あてもない放浪です。
 それは“努力”ではなく、趣味にすぎないのではないでしょうか。

3.仲間の大切さ
 冒頭で述べたとおり、本試験に合格するためには、いつか必ず過去問を解かなければなりません。
 そして、過去問を解くことは、多くの人にとって、単に講義を聴き流したり“勉強”をしたりすることよりも、かなりきついことです。(だからこそ、そこから逃げて後回しにしてしまう人が多いのです。)

 そのようなきついことは、後回しではなく、前倒しにすべきです。
 なぜなら、
・“勉強”が進めば、学校や予備校の講座・ゼミが終わる等して、仲間に教わったり、意見を聞いたりすることが少なくなりがちだから
・初学者であれば、「解けなくて当然!」と開き直ることができるから
です。
 孤立無援の状態になって追い詰められてからきつい戦いをするよりも、まだ
仲間がいる時期に、開き直って戦った方が、楽に勝つことができるでしょう。

 もちろん、本当の初学者で武器が全くない状態では、やはり勝つことは難しいかもしれません。
 そこで、中村クラスでは、全ての法律系試験に通用する最強の武器である4段階アルゴリズムを使って、受講生の皆さんと質疑応答しながら、一丸となって過去問と戦っているわけです。

 そろそろ法律科目基礎講座の憲法が終わって、7/3(金)から同講座の民法が、7/2(木)から法律論文の書き方講座の憲法が始まりますね。
 長丁場ですが、仲間とともにがんばっていきましょう!
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【2009/06/28 05:49 】 | 試験一般の方法論 | 有り難いご意見(5) | トラックバック(0)
<<平成21年度 旧司法試験 論文本試験 | ホーム | 平成21年度 法科大学院適性試験>>
有り難いご意見
無題
確かに!初学者の今のうちって実はかなり大事なんですね!

要領が悪くて無駄にうんうん悩んでしまうのですが、これからも中村先生のブログ読んで悩まずに頑張っていけたらと思います☆
【2009/06/28 15:24】| | Y.S #5484d89ff2 [ 編集 ]
Re:無題
 そう、初学者の時期は、かなり大事なんです。
 とはいえ、知識の罠にかからないよう、慎重になりすぎる必要はありません。知識を入れた後でも、過去問を、“知識のない状態”だったらどのように解くか?というふうに研究することはできるからです。私も受験生時代、そのようにして解かざるを得なくなった過去問もありました。
 むしろ、慎重になるべきは、教える側なんですよね。無自覚に知識を垂れ流して教え子を罠にかけるのは、やめてほしいものです。

 要領が悪くて無駄にうんうん悩んでしまうという“己を知”っているのは、強いですよ。
 それを克服するにはどうすればいいか?と考えて戦うことができるからです。また、どうしても克服できなければ、そのような自分を受け容れ、それでも勝つにはどうすればいいか?と考えて戦うこともできるからです。
 その意味で、悩みは成長の証なのですが、いつも悩んでばかりでは楽しくありませんよね。このブログが、悩みを軽減する一助となればうれしいです。
 頑張っていきましょう!
【2009/06/30 06:32】


無題
自分の受験する大学院の過去問が、過去問集等に掲載されていなくて、正解・模範解答がありません。(問題は法科大学院のHPにあります)
このような場合、過去問を解いても、採点が出来ないので、どう過去問を活用すればよいか分からなくて悩んでいます。
何かいい方法はありませんか?
【2009/07/24 15:24】| | NONAME #56122dd1d9 [ 編集 ]
Re:無題
 まず、択一・論文どちらの過去問でしょうか?
 また、どちらのローの過去問でしょうか?
 これら2点について教えていただければ、より具体的にアドバイスできるかもしれません。
 取り急ぎ、仮定的な一般論を以下に述べます。

 択一で、志望校が絞られているなら、自力でテキスト等を調べて分析研究しても、それほどの手間にはならないと思います。

 論文では、そもそも市販の答案例もあくまで1つの参考資料にすぎないので、とにかく自分で答案を書くのが先決です。おそらく、答案を書いて、それをできる限り客観的に自己添削するだけで、書くべきこと・書くべきでないことがだいぶ見えてくると思います。
 その上で、やはり誰かの客観的な意見を聞きたいところですよね。
 『法学既修者コース<論文式試験>過去問集』(早稲田経営出版刊)掲載の問題なら、Wセミナーの何でも添削制度(http://www.w-seminar.co.jp/shihou/koza/nandemo_tensaku.html)が使えるのですが、掲載されていないでしょうか。

 択一・論文いずれでも、ゼミや勉強会等を組むことができれば、作業を分担できますし、客観的な意見も聞けるのでベストです。
 それが不可能なら、ブログでネット上の意見を募ったり、2ちゃんに晒したりするのも一手です。厳しい意見を覚悟しておく必要がありますが。

 もし、Wセミナー中大駅前校に来られるのであれば、ちょうど7/31(金)の15:00~16:30に私のガイダンスがあるので、よかったら、その後の質問タイムででも、相談に乗りますよ。
【2009/07/25 01:21】


無題
中村先生の「過去問演習講座」をDVDで受講しているものですが、憲法で1点だけ分からない箇所があるので、質問させてください。
13条の「公共の福祉に反しない限り」「最大の尊重を必要とする」の反対解釈から、「公共の福祉に基づく、最小限の制約に服する」と説明していますが、単純な反対解釈からなぜそういえるのかが分かりません。
自分は、単に「公共の福祉に基づく、制約に服する」となって、最小限というのは出てこないのではと考えています。
些細なことだとは思いますが、どうしても気になったので、できれば返答お願いします。
【2009/08/05 02:48】| | Y.Y #553ba1bc37 [ 編集 ]
Re:無題
 「過去問演習講座」のDVD受講、どうもありがとうございます。

 まず、質問にお答えします。
 「最大の尊重を必要とする」は、“絶対(=100%)の尊重を必要とする”とは異なります。(なお、憲法上保障された人権について、“絶対無制約ではなく”というフレーズを書く人もいますが、それはこの点を指摘するものと思われます。)
 とすると、「最大の尊重を必要とする」は、尊重は最大限(=80~90%くらいのイメージ)まですればよい、最大限を超える尊重はしなくてよいとも読めます。
 ならば、逆に、“最小限(残り10~20%くらいのイメージ)の制約に服する”といえるわけです。
 『新版 体系憲法事典』(杉原泰雄編:青林書院)のp421に、ほんの少し、この旨が書いてあります。

 そして、このような反対解釈をすることで伝えたいのは、“人権相互の矛盾を調整する実質的公平の原理”といったフレーズは、全く書く必要がない、ということです。条文の反対解釈で足りるのですから。
 それどころか、論文試験的には、このフレーズは有害です。
 このフレーズを書くと、“人権相互の矛盾を調整”し、“実質的公平”を図る形で論述しなければ、論理不整合として、かなりの減点を食らうおそれがあります。
 しかし、“人権相互の矛盾を調整”し、“実質的公平”を図る形にすんなり持っていける問題は、かなり少ないのです。
【2009/08/07 02:31】


無題
法律論文の書き方講座を受けているのですが、過去問に関しては今使っている法学既修者コース論文式試験過去問集だけ解いていれば憲・民・刑は足りるでしょうか。
【2010/02/22 11:40】| | KK #527b9a3dda [ 編集 ]


無題
法科大学院の論文式試験の過去問について質問です(以下、論文式について)。中村先生は過去問をできるだけ早い時期に解くようにおっしゃていますが、問題は大学院のHPで掲載されていますが、模範解答や解説などはほとんどありません。そのため、Wセミナーの「論文式問題集」を買ってみたのですが、年度や大学院によっては載っていなかったりします。(具体的な大学院としては、京都大、大阪大、神戸大、関西大です。)よって、自分が何を書けていて、何を書けていなかったのかを判断できないと思うのですが、どうすればいいでしょうか。関西在住のため直接は質問ができないのでここで質問させて頂きました。
【2011/02/04 22:58】| | NONAME #984d801157 [ 編集 ]


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