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弁護士・Wセミナー専任講師の中村充と申します。
こんな奴です。 このブログでは、主にロースクール入試・新旧司法試験対策の方法論について、思いつくままに書いていこうと思います。 今後、方法論を体系的に整理したHPも併設する予定です。 本ブログタイトルの「FA宣言」には、 ①ロースクール入試・新旧司法試験対策のFinal Answerである ②“4段階アルゴリズム”(Four-step Algorithm)を引っさげて ③司法試験業界にFree Agent してきた弁護士 という3つの意味を込めたつもりです。 皆さん、よろしくお願いします。 PR |
様々なことで質問するかもしれませんが、よろしくお願いします。
【2009/05/30 04:10】| | K #294e2b3911 [ 編集 ]
コメント第1号ありがとう!
書き込みにくかったのではないかと思いますが、よくぞコメントしてくれました!
遠慮なく、何でも質問・相談してくださいね。 こちらこそ、よろしく。 |
社会権の審査基準について。
授業内で様々な考えがあったと思いますが、通常はどのような審査基準で考えるべきなのでしょうか?
【2009/06/10 19:51】| | K #294e2b3929 [ 編集 ]
社会権の審査基準について
もちろん質問OKですよ。
社会権も、他の人権と同じく、通常の審査基準というものはありません。 ここから、基礎講座ではやらない(法律論文の書き方講座でやる)高度な話になりますが、問題に応じて、最も点数が獲れる審査基準=最も問題文の事情を使える審査基準にすべきです。 そして、問題文の事情は、たいてい審査基準のあてはめで使います。 そうすると、実は、憲法の人権の論文問題は、 ①まずあてはめを考えて、 ②そのあてはめをするに適した審査基準を立て、 ③その審査基準を導ける理由を後付けする という逆算をすると、高得点につながります。 ②で緩やかな方向にするには、③で社会権の(a)後国家性、(b)抽象性、(c)政治性(裁判所は判断しにくい)等を強調することが考えられます。 他方、②で厳格な方向にするには、③で、(a)自由権的側面もあること、(b)立法で具体化されていること、(c)具体化されているから裁判所は判断可能であること等を強調することが考えられます。 少しでも疑問が残れば、また講義でも質問してくださいね。 |
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